時が過ぎて花をつけたあなたの

あなたが個展を開いたときに、V6の岡田くんは言いました。「続けるって才能だよな」と。あなたには誰よりも「続ける才能」があるのですね。

 

例えば、私はあなたのダンスが上手い理由が、ダンスの才能があるからだとは思いません。だってあなたのダンスが上手いのは、ダンスを上手く踊る努力をしたからではないですか?あなたの歌が上手いのは、歌の才能があるからではなく、歌を上手く歌う努力をしたからではないですか?もちろん、持って生まれたセンスがあってのことだとは思います。それを時に“天才”という言葉で褒められたこともあるでしょう。でも私は、あなたをその言葉だけで片付けるようなことはしたくありません。だって、センスは磨き続けなければ光らないのですから。小学生の頃に、自分より絵の上手い子がいて、悔しくて練習したと聞きました。あなたはきっと、誰よりも「描いた」。それと同じで、きっと誰にも見られていないところで誰よりも踊って、誰よりも歌っていたのでしょう。それを他の言葉で表すなら「ダンスを踊り続ける才能」「歌を歌い続ける才能」「絵を描き続ける才能」でしょうか。天は人に二物を与えないと言いますが、あなたが天から与えられた才はきっと「続けること」なのだと思います。

 

デビューする気がなかったあなた。京都から帰りたくなって舞台中に静かに泣いていたあなた。デビュー3年目にして芽が出ない現状を、今ある全てを捨てても打破したいという提案に、首を縦に振らなかったあなた。2006年から10周年を迎える2009年まで、嵐を辞めたかったあなた。どれも私がリアルタイムで見てきたあなたでは、ないです。それでも、そんな話を聞くたびに涙が出ます。辛く重く苦しかったときに、目の前にあることを「頑張り続けてくれた」あなたに、です。嵐のリーダーで居続けてくれているあなた。辞めたかった嵐で居続けてくれているあなた。もう辞めたいと思うことはないみたいですが、それでも「居続けてくれる」ことへの感謝は忘れたくないし、忘れるべきでもない。前に二宮さんが「新しいことにチャレンジするより同じことを続けていくことの方が難しい」ということを言っていました。あなたが、嵐のリーダーとして「続けること」を率先してくれて良かった。私はあなたを尊敬しています。飽きたら投げ出したり、意志を途中で曲げてしまったり、なんていうあなたの姿を私は見たことがありません。

 

 

 

 

 

 

 

大野智さん。

38歳の誕生日おめでとうございます。

強くて優しいあなたが大好きです。