鞘師里保を誤解するな

モーニング娘。20周年のインタビュー本読みました。私が好きになった鞘師里保は、二十歳になっても私が好きな鞘師里保だった。私は元々ずっと鞘師のこと大人な子だなと思ってたけど、あの、ホントどこまで成長するんですか?二十歳でこんな大人な考え方できる人いないと思うんですが。…そういう心の成長について書きたいことは山程あるんだけど一旦それ置いといて言わせてくれよ。あのさ、マジで鞘師里保はアイドルの中のアイドル。昔から写真を撮られるのは好きだし目立ちたがりだし負けず嫌いだしモーニング娘。は好きだしそんなの天性のアイドルじゃん。私は鞘師が最初に目指した道がアーティストでもなくダンサーでもなく書道家でもなくアイドルであったことが必然だと思うし正解だと思うしその事実が単純にたまらなく嬉しい。何回でもいうけど「良い意味でアイドル向いてない」とか「アイドルらしくない」は鞘師のこと全然褒めれてないからな。アイドルをなんだと思ってるんだ。私はこんなにアイドルらしい鞘師をそんな風に感じたこと一回もない。言ってる人に悪気がある訳じゃなくむしろ褒めようとしているのは分かるし鞘師のパフォーマンスを「他のアイドルがやっていることよりも質がいい」っていう意味を含めて言っているんだろうけどあの格好いいパフォーマンスこそ「アイドル」のものだよ。「アイドル」の質を自分たちで勝手に下げるなよ。アイドルのパフォーマンスのレベルに上限なんてないし誰も決められない。「歌がちょっと下手なくらいがアイドル」「踊りがちょっと踊れないくらいがアイドル」ってそれ誰が言ったんだ?鞘師を好きになったんだったらそうじゃないって分かるだろ。モーニング娘。だった鞘師をアーティストだのパフォーマーだのにしないでくれよ。それと同時にもう一個言わせてくれ。鞘師がエースの重圧でセンターであることが負担になってたみたいなストーリー、鞘師が在籍してたときからマジご勘弁。重圧とかプレッシャーが全くない訳はないよ鞘師自身もそう仰ってることですし?でもそういう気持ち以上に鞘師はずっと自分がセンターであることに誇り持ってたよ!!!!!!!!!!!!最初にも言ったけど鞘師里保ってぇのは負けず嫌いで目立ちたがりな女の子なんだよ。愛ちゃんやれいなとツートップみたいな形でメイン張ってたときも重圧よりむしろパフォーマンスが楽しくて出来ることが増えるのが嬉しいって感じるような人だしセンターを外されるのはモーニング娘。に入って嬉しいっていう気持ちよりも強い「悔しい」を感じるような人だよ。私は「こんな私がセンターでいいのかな」って不安になったりせずに「私がセンターだ」って胸張って立っていられる鞘師は強いと思ってた。別に見てて不安になんかならなかったし特別心配もしなかった。仮に、仮に鞘師の「重圧なんてそこまでないですよ。センターに立てる嬉しさの方が強いですよ」っていう言葉や態度が表向きに用意してくれている嘘だったとしても、表に出ることがそれだけだったら深追いせずに私はそれを信じて疑いはしない。私はそうやってファンの人に言ってくれる、思わせてくれる鞘師のことをめちゃくちゃ格好いいと思うから。

 

あぁぁそれにしても本当に二年半でこんなにも成長するのですか。読んでてうれしいとかさみしいとか感じる前に感心して読み終えてしまった。常々思っていることだけど鞘師に嫌なところが見つからない。好きとか嫌いとかじゃなくて人間として「イヤ」なところがひっっっっっっとつもない。見つけようとしている訳じゃないが全く見つからない。鞘師は小学生の自分を「大人になれないくせに大人ぶって」と言ったり在籍してる時の自分に対して反省したりしてるけど、ずっと鞘師は私から見て十二分に大人だった。ずっと尊敬してた。随分格好いい生き方をするなと思ってたんだよ。だからこれ以上大人になる鞘師なんて想像出来なかったのに、私が知らない間に鞘師はまた大人になっていて、本当、どこまでも雲の上の人だ。私は鞘師をずっと見上げているから、常に私の目の上に居て、眩しい光でくらませてくれよ。いつかまたその顔を見れる日が来たなら、今度は涙で前が見えないだろうけど。